こんにちは

 

梅雨の時期にフローリングに布団をしくと、

朝布団を片付けるときに布団の裏側がびっしょりしているんですよね。

 

びちょびちょのまま布団を押入れの中に入れたらずっと濡れたままで、

カビが生えてしまったり、ダニが増えてしまったりと困ったことになってしまいます。

Sponsored Link

なんでフローリングの上に布団をしくと濡れるの?

 

梅雨で湿気の多い時期や冬の寒い日にはフローリングに布団を敷くと、

おねしょしたのではって位にビチョビチョになるのは結露が原因です。

 

フローリングの床っていうのは冷たいです。

一方、お布団は温かくてぬくぬくしていますよね。

 

そして私たちは布団の中にいる間に約コップ一杯の汗をかくといわれています。

 

寝ている間にかいた汗は蒸発します。

そのまま布団の外に出てくれずに湿気は布団の中にこもったままです。

 

その湿気が布団に吸われて、湿気をたくさん含んだ布団と

冷たい床が接すると結露します。

 

他にも梅雨の時期はそもそも湿度が高くなるので、布団が水分を吸いやすくなるし、

冬になると床の温度が下がるので空気や布団の湿気から水分が出てきやすくなります。

 

このまま布団が湿気を吸ってしまうとカビが生える原因になってしまいます。

 

布団にカビが生えると…

 

湿気を吸った布団はカビにとっても居心地がいいんです。

 

布団を濡れたままにしていたり、湿気を吸ったままにしておくと

いわゆる高温多湿ですからカビも生えてきます。

 

カビが生えてくるとダニも繁殖してしまいアレルギー性の鼻炎や喘息、

アトピー皮膚炎、水虫などの疾患の原因にもなります。

 

布団の繊維にカビの菌糸や胞子が付着して放置していると、

生地を分解して傷んでいる場合もあります。

 

当然布団の持ちも良くなります。

 

人生の1/3近く寝ていることになるので、睡眠の質というのはとても重要です。

よりいい環境で快適に寝るためにいい布団をより長く使ってほしいものです。

 

こんな風に布団の湿気対策をすることは見た目以上に、

あなたの人生の1/3を豊かなものにしてくれるんです。

 

布団の湿気対策

布団の湿気対策をするにはどうすればいいのでしょうか。

 

・布団を裏返す

実家で暮らしていた時は口をすっぱく起きたら布団を裏返しなさいといわれていました。

 

一人暮らしの時はこの朝に布団を裏返すということをしていなかったので、

すのこを引いていても床と布団にカビが生えてきてしまいました。

 

敷きっぱなしの布団はかなり不衛生です。

朝起きたら最初に布団を裏返すことを習慣づけましょう。

 

もちろん天日干しも効果的です。

天気がいい日はどんどん干してあげましょう。

 

・すのこ

湿気対策と聞いてすのこを思いつく人も多いでしょう。

実はすのこは布団の湿気対策には効果的な方法とは言えません。

 

学生時代に一人暮らしをしていた時にはすのこの上に布団をしいて

そのまま過ごしていましたが、1年ほっといたらフローリングの床がカビで真っ黒でした。

 

すのこは布団を敷いて寝るときに使うときは効果的とは言い切れませんが、

押入れの湿気対策としてすのこを使う分には通気性を良くしてくれます。

 

・バスタオル

腰から背中にかけてバスタオルを布団の下に敷くと湿気を吸い取ってくれます。

次に出てくるダンボールや新聞紙よりも効果は薄く感じますが、

バスタオルは洗濯するだけなので使いまわせます。

 

・新聞紙

新聞紙は吸湿性に優れるので、

バスタオルと同様に布団の下に敷くと湿気を吸ってくれます。 

 

・ダンボール

段ボールは湿気を吸い取ってくれるし、断熱性があるので、湿気対策には効果的です。

 

段ボールは毎日同じ物を使うのではなく何枚か用意しておいて、

乾かしてローテーションするとしっかりと吸湿してくれます。

 

ダンボールはホームセンターのレジやサービスカウンター言えば

大きめのものをもらえます。

 

お金がかからずに対策できる湿気対策の代表といってもいいでしょう。

 

・除湿シート・吸湿マット

製品なだけあって湿気取りには除湿マットや除湿シートが

一番効果的に湿気を吸ってくれます。

 

銀色の断熱シートを用意して床、ダンボール、断熱シート、布団か

床、除湿マット、断熱シート、布団の順番に敷いて使うと湿気は気にならなくなるでしょう。

 

布団にカビをはやしてしまったら

 

布団に大きなカビの跡ができていたら、

それはカビが内部まで入り込んでしまっているので、

自分で何とかするよりもクリーニングに出すのがおすすめです。

 

もし軽くカビができていると思ったら消毒用エタノールでカビを拭いた後に

スプレーを吹きかけ染み込ませます。

 

その後はしっかりと乾かしましょう。

 

黒い斑点はカビが布団の生地を侵食した跡です。

 

漂白剤で落すこともできるようですが、

生地を傷めてしまうため、おすすめしません。

 

気になるようなら買い換えるかクリーニングを検討してみてください。

 

押入れの湿気、カビ対策

布団をしまう押入れも湿気がたまりやすく、結露もしやすい所です。

 

そのままではカビをはやしてしまうかもしれません。

 

押入れの湿気対策としてすのこ、段ボールや新聞紙を敷くか、

スペースがあるなら重曹を深めの皿に出して置いておくと

湿気をとってくれて結露を予防してくれます。

 

ふすまだったら一週間に一度押入れの両端を開けて

片側から扇風機で風を送ると湿気を外に出してくれるので

休日にちょっと時間をかけて掃除を使用かなと思ったときに実践してみてください

 

布団でたくさん繁殖したダニを駆除する方法は?

 

布団で繁殖してしまったダニはどうすればいいのでしょうか。

多くの人は天日干しをしながらハタキでパンパンして

ダニを落そうとする人が多いと思います。

 

ダニが死滅する温度は65℃なので、

外に干しただけでは駆除することができないのです。

 

つまり梅雨の時期にせっかく晴れたからといって

布団を干すことは多くのダニを駆除することができません。

 

天日干しをした後の布団には掃除機をかけましょう。

ハタキをした後に掃除機をかけるとダニを吸い込むことができます。

 

もっと簡単な方法はコインランドリーの高温乾燥機です。

乾燥機の温度は80~100℃なので、40分程かけると死滅させることができまます。

 

あまり大変に感じないのならスチームアイロンを強にして布団に押し当てても同様にダニを死滅させることができます。

 

梅雨の時期に、カビ、ダニがいる状態で過ごしていると

アレルギー症状が強くなるので、花粉症で大変な思いをした人は

梅雨の時期の布団には手間をかけてあげてくださいね。