こんにちは

 

2014年もインフルエンザが流行り始めました。

今年、流行しているのは2009年にも流行した

「H1N1亜型インフルエンザ」

 

いわゆる新型インフルエンザと言われているものです。

 

この型のインフルエンザは他の型のインフルエンザよりも流行しやすく

全国の小学校や中学校で学校閉鎖も行われたりしています。

 

新型インフルエンザは予防と対策方法にはどんな方法があるのでしょうか。

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新型インフルエンザの特徴は?他の型との違いは?

新型インフルエンザの大きな特徴は3つ有ります。

  1. 感染が拡大しやすい
  2. 症状が重症化しやすい
  3. 薬に耐性を持つインフルエンザ

 

1、感染が拡大しやすい

新型インフルエンザの免疫を持っている人は非常に少ないため

感染が拡大しやすくなります。

 

実際に日本では2013年12月の下旬では感染者が14万人だったのに対して、

2014年の1月に入ってから30万人と急速に拡大しています。

 

しかもインフルエンザの拡大のピークは2月なので

今後も更に増えることが予想されています。

 

2、症状が重症化しやすい

多くの人はは感染しても軽症のまま数日で回復します。

感染すると重症化しやすいのは、ウィルスに抵抗する力の弱い

免疫不全の方や呼吸器に疾患のある方、妊婦、幼児、高齢者です。

 

死亡者のほとんどは慢性的な持病(高血圧、糖尿病なども含む)をもつ人だそうです。

 

5歳以下の幼児は、同時にインフルエンザ脳症と呼ばれる、

意識障害を起こすケースが報告されているため、

感染に気をつけてください。

 

また高齢者の場合は、

肺炎や気管支炎などの2次感染につながる危険性が有ります。

 

3、薬に耐性をもつインフルエンザ

この「H1N1亜型インフルエンザ」は、インフルエンザの治療に使われている

「ラピアクタ」「タミフル」が効きません。

 

現状では「リレンザ」、「イナビル」は効果が確認されています。

ただ日本でよく使われる「タミフル」が使えず、

このまま感染が拡大してしまうと薬の供給が遅れてしまう恐れがあります。

 

予防方法、対策は?

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新型インフルエンザの感染経路は

主に経口感染(鼻や粘膜から)飛沫感染(感染者の咳やくしゃみ)、

接触感染(ドアの取手や電車の吊革など)によるものです。

 

予防や対策方法には次のようなものがあります。

・予防接種をする

予防接種をすることで事前に予防することができますが、

予防接種を受ける優先順位があるため、

場所によってはワクチンがなくなってしまうところもあります。

予防接種は早めに行きましょう。

 

・マスクをする

鼻や口からウィルスの侵入を防ぐためには効果的です。

また感染が拡大しやすいので感染者が

マスクをして拡大を防ぐという意味合いもあります。

 

・手洗いうがい

外出した時の手は思っている以上に汚く

いろんな菌がついています。

インフルエンザだけではなく、他の病原菌への

感染も防ぐことができるので習慣化しておきたいですね。

 

・乾燥を避ける

湿度が低く(大体40%以下)、乾燥してくると、

喉の防御機能がうまく働かなくなるためウィルスが体の中に入りやすくなります。

 

関東の冬は乾燥しやすいので、

加湿器等を使って湿度が50~60%になるように調整しましょう。

 

最後に予防法について動画で解説します。
(2分10秒から予防方法についての解説)

新型インフルエンザにかかってから対策するよりも、予防をすることが大切です。

みなさんもインフルエンザにかからないようにしっかりと手洗いうがいをしましょう!!