こんにちは
感染性胃腸炎は夏の食べ物が傷みやすい時期だけではなく、
冬にも流行る病気です。
事前に予防法や治療法について知っておくことで、
感染する機会を少なくすることができます。
病気に感染した場合にも迅速に対応できるので、
しっかりと対策できるようになりましょう
感染性胃腸炎の予防法
感染性胃腸炎は経口感染が一番多い感染経路です。
感染性胃腸炎の原因や症状についてはこちらに詳しくまとめておきました。
感染性胃腸炎がうつる原因は?知っておきたい症状や潜伏期間とは
つまり経口感染をいかに防ぐかが重要になってきます。
・手洗いうがい
手洗いとうがいは感染予防の基本です。
手はいろいろなところに触れる機会の多い箇所です。
食事の前や家に帰ってきたら洗いましょう。
洗い方についてはこちらをどうぞ
・食べ物をしっかり加熱する
口にする物はできるだけ加熱処理(85℃で1分)しましょう。
とくにカキなどの2枚貝はノロウィルスの主な原因でもあるので、
注意が必要です。
・患者の便や嘔吐物の適切な処理
学校の先生や親の人はこれらの処理をする機会が出てくる事があります。
そういう時は2次感染を防ぐため、処理をする際に、
エプロン、マスク、手袋の着用を忘れずにしましょう。
処理をしたあとの手洗いうがいも徹底してください。
処理の際に着用した衣類はそのまま洗濯機で洗うのではなく、
塩素系漂白剤(次亜塩素酸ナトリウム4%から6%を含む)
を使って消毒をしてから選択をするようにしてください。
作り方はこちら
治療法
残念ながらウイルス性の場合、特効薬というものはありません。
一番気をつけておきたいことは水分と栄養摂取です。
ちっちゃい子供や高齢の方で感染性胃腸炎の嘔吐が激しい場合、
脱水症状のおそれがあります。
できるだけ早めに医療機関に行くようにしてください。
様子を見て嘔吐の症状が激しくない場合は、水分と取らせてみます。
胃腸に負担をかけないようにはじめは食べ物を口にしないでくださいね。
水分などを与えても吐く場合は脱水症状を促してしまうので、
医療機関に連れてってあげましょう。
一口ずつスポーツドリンクや経口補水用ドリンクなどで水分を摂るようにし、
徐々に飲む量を増やしていってください。
もっと体調が良くなったら、こどもなら薄めたミルク、重湯、
お粥や柔らかく煮たうどんなど消化に良いもの食べる様にしましょう。
感染性胃腸炎にかかったら辛いし、
見ているのもやはり気分がいいものではありません。
しっかり手洗いうがいで予防して、元気に過ごしましょう(^^)
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