こんにちは

 

梅雨の時期になるとコバエやヤスデなどの虫が大量発生して困ることが良くあります。

 

どういった対処をするのが効果的なのでしょうか。 

 

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梅雨の時期に虫が大量発生するのはなぜ?

 

梅雨の時期になると私たちがよく見るようになるのはヤスデと、コバエです。

 

・ヤスデ

 

梅雨の時期に私たちがよく見るヤスデは「ヤスヤスデ」と呼ばれる種類のヤスデです。

 

特徴としては体の色は褐色、体長2センチくらいで足がたくさんあります。

ムカデとの見た目の違いは足の本数です。

ヤスデはたくさんあるのに対してムカデは一つの体節に1対の足しかありません。

 

ヤスデは本来は落ち葉や石、朽木の中で腐植質を食べて生きています。

このヤスデの繁殖期は5月と9月にあります。

 

ヤスヤスデが梅雨の時期によく見るようになるのは、

梅雨の時期に長い雨で地中の水分が増えるからだといわれています。

 

水分が増えると上へ上へ行こうとして人家の中に侵入してきます。

見た目がグロいのと刺激臭を出すので不快害虫として扱われています。

 

・コバエ

コバエは2013年から梅雨の時期に大量発生が報告されています。

特に大量発生が報告されているコバエの種類は「チビクロバネキノコバエ」です。

 

略称として「キノコバエ」、「クロキノコバエ」、「クロバネキノコバエ」

なんて呼ばれたりもしています。

 

コバエは本来の生息地は水分を適度に含んだ腐葉土がある畑や植木にいるのですが、

家の中のお風呂や台所の排水溝、ゴミ袋の生ごみなども同様の環境であるので、

そこから沸いてくることもあります。

 

このキノコバエはおもに植物の根や種子を食べるので生ごみを放置していると沸きやすく、

観葉植物の腐葉土に混入した卵から成虫が室内に発生するケースが多くみられます。

 

体長が0.5~2mmほどなので換気扇やクーラーから入ってきたり、

小さな通風口を通して沸いてきます。

 

そして梅雨の時期には早朝(7時~10時頃)に活発になることが多いようです。

 

害虫対策!駆除の仕方は?

 

・ヤスデ対策!

ヤスデは屋内に侵入してこないように殺虫剤で駆除して防ぐのが簡単で効果的です。

家屋の周りや良く見かけるところに散布すると家内に入ってくる量はかなり減ります。

 

窓枠や玄関のドアにもスプレー型の殺虫剤を散布しておくと、

侵入を予防することができます。

 

あとヤスデはつるつるとしたところを上ってくることができません。

ガムテープやステンレス板を侵入してきそうな家屋の周りの柱や壁に貼ることでも、

侵入を防ぐことができます。

 

・コバエ対策!

 

コバエに殺虫剤を使うと後の処理が大変です。

使った後はぼとぼと落ちているので掃除機をかけたりしないといけません。

 

なので、コバエ対策にはめんつゆトラップが有効です。

めんつゆトラップの作り方についてはこちら

 

報告者によるとめんつゆよりもお酢の方が集まってくるという報告もあるので、

2種類設置してみてもいいかもしれません。

 

1週間ほどおいておくと家の中のコバエはだいたいその中に自分から入ってくれるので、

それをトイレに流すだけでコバエの駆除ができちゃいます。