こんにちは

 

ドストエフスキーの「罪と罰」をご存知でしょうか?

 

罪と罰という言葉を知っていても、

本の中身は知らないという人も多いと思います。

 

私がドストエフスキーの「罪と罰」を読んだのは、

オマージュ作品の落合尚之氏の「罪と罰」がきっかけでした。

 

漫画から原作に興味を持ったのですがどちらも面白い作品でした。

今日は「罪と罰」について少しでも知っていただけたらいいと思います。

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原作「罪と罰」のあらすじ

 

大学生活をやめ貧乏な生活をする青年の主人公ラスコーリニコフは

「一つの微細な罪悪は百の善行に償われる」

「選ばれた非凡人は、新たな世の中の成長のためなら、社会道徳を踏み外す権利を持つ」

という大義をもっている少年でした。

 

ある日、正義感の強いラスコーリニコフは狡猾な高利貸しの老婆を殺し、

その奪ったお金をつかって何か善行をしようと企てます。

 

そして計画を実行するときに、

偶然居合わせた老婆の妹も一緒に殺してしまうんですね。

 

計画実行の後、ラスコーリニコフは警察にバレるのではないかと

殺人によるあまりの罪悪感にさいなまれる日が続きます。

 

そんな中、以前飲み屋で、知り合った人が馬車に轢かれるという事故に遭遇し、

ラスコーリニコフはその娘ソーニャと出会います。

 

そしてソーニャとの出会いをきっかけに

警察に殺人事件の犯人として疑われ始めてからの駆け引き

妹の婚約の破棄

など、彼の周りでストーリーはどんどん進んでいきます。

 

そして不慮の事故で知り合ったソーニャと親密な関係になります。

ラスコーリニコフはある日、家族を養うために売春婦として働くソーニャの不幸な身と、

彼自身の罪に共通点を感じ、罪をソーニャに打ち明けます。

 

彼はソーニャや警察から自白を勧められ、

自白して本編は幕を閉じます。

 

エピローグでは、

ラスコーリニコフは悩んだ結果、

「罪」を犯したことに対しては悔いはなかったと自分を振り返り、

更正してソーニャとの新生活への新しい希望を抱くのでした。

 

というラスコーリニコフのその後が簡潔に描かれています。

 

感想

 

私がこの作品にとても心を惹かれたのは、

罪を犯した彼の心情の描写のリアルさです。

 

「ほんとに人を殺したことあるんじゃないのか」と思うほどでした。

 

あと警察の予審判事とラスコーリニコフとの論争中の駆け引きなんかは、

見どころでしたね。

 

感想ですが、

ラスコーリニコフは正義感もあって、

性根は全然悪い人ではなかったのではと思います。

 

なぜ犯行が起きてしまったんだろうとふと考えていたんですが、

誰しも一度は自分は選ばれた特別な人と思うものですよね。

 

ただ人から認めてもらうこと。

 

プライドが高いけれど、

本心の中では自分は何も出来ないのではないのかと自問自答していた彼が

本当に必要としていたものではないかと思います。

 

素直になれなかったために表現の仕方がわからなかった。

というのが原因で彼は殺人を犯してしまったのではないかと感じました。

 

そして物語の結末で彼は沢山の人に認めてもらうことができたからこそ、

エピローグで新しいソーニャとの生活へ希望を抱くことができたんだと思います。

 

「自分て何なんだろう」、「自分は生きている意味ってあるの」

と思っている人ほど考えさせられるものがあると思います。

 

原作(小説)は2冊もあるし、名前が外人で把握するのが大変だったりするので、

抵抗がある人は漫画を一度読んで見るといいですよ(^^)

 

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