こんにちは
最近ではパナソニックやソニーなど大手家電メーカーが伸び悩み、
電化製品業界は大変な思いをしていると耳にする中、
家電量販店では新たに売上を伸ばしている分野があります。
それが「ジェネリック家電」と呼ばれる家電たち。
一体、「ジェネリック家電」とは何なのでしょうか?
ジェネリック家電とは?
「ジェネリック」と聞くと、
「ジェネリック医薬品」という言葉を思い浮かべる人がいると思います。
ジェネリック医薬品とは、特許の切れた新薬と同じ有効成分を含む薬を、
低コストで開発した後発医薬品の事をいいます。
このジェネリック医薬品にちなんで、
ノーブランドのメーカーが作った格安の家電製品を「ジェネリック家電」と呼びます。
ジェネリック家電が出てきたわけ
以前はホームセンターでしか取り扱われていなかったジェネリック家電ですが、
大手家電量販店で出てこなかったのには、深いわけがあります。
以前の家電業界では量販店と大手家電メーカーの間には、
「量販店はできるだけノーブランドの家電を扱わない」という
暗黙のルールがありました。
業界の不振によって量販店とメーカー力関係が崩れ、量販店が優位になると、
大手メーカーの型落ち部品を使うことで、品質はそのままだけど、
シンプルで安い、「ジェネリック家電」が量販店に注目されました。
これが消費者の機能性を重視するという傾向にマッチしたので、
多くの家電量販店で取り扱われるようになってきたんです。
ジェネリック家電のメリット・デメリット
メリット
・圧倒的な安さ
ブランド家電に比べて半額やそれ以下で同性能の家電を買うことができます。
海外のジェネリック家電だと10分の1なんて家電も。
・シンプル
デメリットと一長一短ですが、ジェネリック家電は最小限の機能だけを
搭載したものが多く、構造がシンプルな家電の場合は、
大手のものと品質に大差がありません。
デメリット
・機能が少ない
機能が少なすぎて、前に大手メーカー家電のあの機能がない!
ということにならないように、
自分がほしいと思う必要な機能があるのかを事前に把握する必要があります。
・初期不良、粗悪品も
海外メーカーで安いものは粗悪品である場合があります。
極端に安すぎるという場合は、特に気をつけると良いでしょう。
・アフターサービスの充実度
もともと対応する件数も大手と比べて少なかったりするので、
クレームやサポート対応がないという場合もあります。
最後に
もしジェネリック家電を買おうかなと思っている方は品質が認められていて、
安心できる国内のジェネリック家電メーカーを紹介します。
これらのメーカーは昔から家電を製造している実績もあるし、
シェアが高い分野もあり、品質にもこだわっています。
サイクロン掃除機や扇風機などは構造がシンプルな家電は、
大手メーカーのものと機能差が少ないものが安く手に入ります。
「よくわからないから安心感のあるブランドものを買いたい」とか
「お店の人が良いって言うものを買いたい」という人の気持も分かります。
ちなみに私は売り込みが大嫌いなので、あまりお店の人に聞かず、
自分が大切だと思っているとこを考え、調べてから買うようにしています。
みなさんにも価格やブランドで決めつけるのではなく、
自分の生活の中で自分が何を大切にしているのかを考えて、
自分が必要としている機能のそろった物を買うということを、
心がけてほしいですね。
コメントを残す