こんにちは
皆さんは朝日新聞の「天声人語」というコラムを読んだことがあるでしょうか?
天声人語というとだれでも一度は聞いたことがあると思います。
高校生なんか大学の入試問題になんか使われたりするので、
書き写しをする人もいますね。
書き写すだけじゃなくて自分でしっかりと要約できれば、
毎日の時事ネタを自分の知識として吸収出来るだけではありません。
文章を構成する力も身につくので、小論文に強くなりたいとか
文章をかけるようになりたいという方にもピッタリです。
今日は天声人語の要約の仕方について触れていきましょう。
まずは天声人語について知ろう
天声人語は朝日新聞の朝刊に連載されているコラムの一つで、
最近のニュースや話題を取り扱ったものを毎日専門の人たち(論説委員)が
新聞の解説記事とは違った観点で書いたものです。
天声人語でその日その日で良し悪しが有りますが、
朝日新聞の中で最も筆力のある記者が担当しているので、
表現力が豊かで何より文章としての起承転結がしっかりしています。
要約というのは文章の基本や自分で考え、表現する力が試されます。
だからこそ、多くの要約問題や論述試験で目にすることが多いのでしょう。
要約の仕方
要約とは文章の要点を取りまとめること。
言い換えると、
その文章が一番言いたいことをより簡単にして伝えるということ。
一番言いたいことをはっきりさせる、
天声人語を要約する際に文章を書くポイントはコレ。
起承転結をはっきりさせる。
天声人語は元の文章の起承転結がしっかりしているので、
自分でも起承転結を意識して書いてみてください。
導入部分の「起」、問題提起の「承」、話を展開する「転」、
話の結果、結論である「結」という感じです。
ここでの「転」とは話の転機ではなく展開という意味での「転」ですね。
天声人語のコラムは多くが六段落。
自分でどの段落が起承転結のどこなのかをチェックしてから書くと良いでしょう。
字数がオーバーしてしまう人は
例や事実を一言にまとめる。
比喩を使わず、事実は切り捨てる。
という点に気をつけましょう。
一番重要なのは筆者の意見です。
コレを守れば大体100字~200字程度にまとめられるのではないでしょうか?
コツを掴んで慣れてくれば100字程度にまとめることも簡単になります。
私も文章を書く身としては何回も書くということがとても大切だと感じます。
要約ができるようになると、頭のなかでスッキリさせて話したり、
書いたりできるので、是非根気よく続けてみてください・
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