こんにちは

 

私は秋といえばやっぱり食べ物の秋ですね。

 

秋の味覚のひとつに柿があります。

柿というと最近の若い人は食べる機会がないんじゃないでしょうか。

 

私は子供の頃よくおばあちゃんが柿を出してくれてました。

私は果物は固いほうが好きなのに、おばあちゃんが出してくれる柿はいつも熟れてとても柔らかくなったものばかりで、固い柿を出してもらうといつも渋柿でちょっと嫌いになった記憶があります。

 

実は渋柿でも甘く食べる方法があります。子供のころに知ることができたら私ももうちょっと柿が好きになれたのかもしれないのに。

 

今日は渋柿を甘くする方法について皆さんにお教えしたいと思います。

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柿の渋さの原因は?

柿の渋さの原因は「タンニン」にあります。

一般に甘柿と渋柿の違いはこの「タンニン」が水に溶けるかどうか。

水溶性だと口の中でタンニンが溶け出して渋みを感じてしまいます。

甘柿のようにタンニンを不溶性に変化させる工夫ができれば甘い柿を食べることができるというわけですね。

ちなみにタンニンは渋みを感じなければとても体に良い働きをもたらし、食だけではなく広く有用性を発揮してくれたりします。

柿の機能性

渋柿を甘くする方法

渋柿の渋抜きにはいくつか方法があります。

・アルコール

渋柿に一般的に良く使われる方法で農家の方もこの方法で渋抜きをしているようです。

柿のヘタに焼酎やブランデーなど30~40度程度のお酒を2,3滴塗ったものをビニール袋に入れ密封したものを暗いところに1週間ほどおいておけば渋みが抜けています。

ブランデーやウィスキーにするとほんのり風味がうつるので好みによって試してみるといいですね(^^)

 

・お湯

40℃ぐらいのお湯(お風呂の残り湯でもOK!)に一晩、程度つけておくと渋が抜けます。

簡単な分リスクがあって温度が高過ぎると渋が抜けにくかったり、味が水っぽくなったり

表面が傷みやすく日持ちが悪くなってしまうおそれがあります。

ラップやビニールで包むなど工夫するか、少量ですぐに食べきれそうな分の時にお湯抜きするといいでしょう。

 

・りんご

りんごがするエチレンガスによって渋柿を熟成させます。

渋柿とりんごを一緒にビニール袋に入れ暗いところに一週間程度置いておくと渋が抜けます。

エチレンガスによって熟成を早めているので長期間放置しておくと熟れすぎてしまいます。

果物をよく買う方でちょっと熟れて柔らかくてもいいかなと思う方はコレが楽な方法ですね。