こんにちは

 

湿気の多い梅雨の時期って全然服が乾かないですよね。

 

全然乾かなくて、着たいと思ったのが着れなかったり、

シャツを着ようと思って頭を通したらなんとなく変なニオイがしたり…

 

雨が降っている外で衣類を干すわけにはいかなくて部屋干しになるんですが、

湿度が増すだけで、どうやっても乾かないし、ニオイがクサってことがあります。

 

あの生乾き独特のニオイが気になるんですよね。

 

今日はそうならないための洗濯の仕方、臭い対策

衣類の乾かし方について紹介します。

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ニオイがつきにくくなる洗濯の仕方

洗濯槽の掃除

梅雨の時期は洗濯槽は菌の温床です。

実は長年使っている洗濯槽の裏側にはカビがびっしりなんてこともあります。

 

衣類の生乾きのニオイが気になる人の中には

洗濯槽の掃除をしてあげるだけでニオイが改善するという場合もあります。

 

洗濯槽の掃除のやり方

洗濯槽の掃除には酸素系の漂白剤を使います。

粉末の方が効果が高いですが、液体でも大丈夫です。

 

一度の洗濯槽の掃除に500ℊ~600ℊ位使います。

ゴミすくいネットもあるといいでしょう。

 

まず洗濯槽にお湯をためますが、これはお風呂の残り湯でも大丈夫です。

酸素系漂白剤の効果を高めるために残り湯はぬるい状態ではなく

追い炊きなどで40~50℃まで温めましょう。

 

追い炊きしたお風呂の残り湯と給湯器で沸かしたお湯を入れて温度を上げるのもいいと思います。

 

次にお湯を洗濯機の高水位まで入れ、酸素系漂白剤を入れます。

漂白剤を入れたら洗濯機を洗いで5分程度回します。

 

一晩おいて、もう一度洗いを5分程度行なった後、排水、脱水までします。

 

洗濯槽にキレイな水を入れて洗いすすぎ、排水、脱水と選択コースを行いましょう。

 

 

洗濯機の容量の8割まで

 洗濯をするときは容量の8割程度までにしておきましょう。

 

容量いっぱいまで洗濯物を入れてしまうと

汚れが十分に落とせずに菌の繁殖につながります。

 

洗濯物はこまめに洗う

洗濯物をこまめに洗うことでニオイが染み付く前に落とすことができます。

 

洗濯槽の掃除をしたり、菌が繁殖しにくい環境をつくことができれば洗濯するときに

適量の漂白剤や殺菌効果のある柔軟剤でもニオイをとることができます。

 

脱水は二回

一度洗濯を普通にした後に脱水をもう一度すると、

洗濯物の水分が飛ばされて乾くのが早くなります。

 

洗濯物を早く乾かせると菌の繁殖も減らすことができるので

部屋干しのニオイの予防にもなります。

 

ただし脱水を二回する場合には洗濯物の生地に注意してください。

 

洗濯機の中には風乾燥という機能がついているものがあって

風乾燥は下着や速乾性の高いものは早く乾かすことができます。

 

普通の衣類は脱水を二回して干す方が効果的ですね。

 

梅雨の時期に部屋干しで洗濯物の乾かす時のポイント

 

洗濯物を乾かすことは衣類の水分を空気中に放出することです。

どうやったら衣類の水分を空気中に放出することができるのでしょうか。

 

その答えは

表面積を大きくする、風通しをよくする、除湿する、室温を上げる、

この4つのポイントに注目すると早く洗濯物を乾かすことができます。

 

簡単にこの4つのポイントを解説していきますね

 

・表面積を大きくする

空気にふれる衣類の表面積が増えると

よりたくさんの水分を空気中に放出することができます。

 

・風通しをよくする 

衣類のそばの空気は実は湿度が高い空気なので

たくさんの水分を含むことができません。

 

そこで風を当てることで湿った空気が乾いた空気と入れ替わるので、

衣類から水分が蒸発しやすくなります。

 

・除湿する

除湿することで空気中にたくさん水分が蒸発することができるようになるので

 

 ・室温を上げる

温度が上がると空気はたくさんの水分を含むことができるようになるので、何もしないより

ストーブやエアコンなどで室温を上げるとより衣類は乾きやすくなります。

 

次は具体的に洗濯物を早く乾かす方法を紹介します。

 

洗濯物を早く乾かすには?

洗濯物を干すときには次のポイントに注意して干すと、

効率よく洗濯物を乾かすことできます。

 

・洗濯物どうしの間隔を大きくとる

洗濯物どうしの間隔が狭いと風通しが悪くなり、空気が循環してくれません。

洗濯物どうしの間は最低でも10~15センチ程度あけるようにしましょう。

 

・厚手と薄手の洗濯物は交互に

厚手のものと薄手のものを交互に干すことで隙間ができやすく、

風通しがよくなります。

 

長いものと短いものを交互に干すのも同様に早く乾かしやすくなります。

 

・タオルは半分にして干さない

タオルをハンガーにかけて干すときに半分にして干さずに

片方だけ洗濯ばさみなどでとめて干しましょう。

 

・厚手の生地は裏返して、奥行きを付ける

ズボンやジーンズのような生地が厚くて、重なっているところが多いものは

そのまま干すのではなくて、裏返して干しましょう。

 

ズボンは後ろだけ止めて前をダランとさせて干すと 奥行きができて

表面積を増やすことができます。

 

バックポケットなんかはワイド型の洗濯ばさみを差し込むと

早く乾かせます。

 

・長袖、フードは逆さにして干す

 長袖やフード付きの服はそのまま干してしまうと袖やフードの部分が重なってしまいます。

物干し竿に衣類をさかさまにして干すことでパーカーや長袖の脇のところのが重ならずに乾かすことができます。

 

・扇風機を使う

扇風機を使うことで風の流れを作り、

風通しがいい環境を作ることができます。

 

扇風機単体でつかうよりも以下の方法と一緒に使うことで、

より効果的に衣類を乾かすことができます。

 

・浴室乾燥機で乾かす

最近は浴室乾燥機が搭載された家が多くあります。

 

梅雨の時期には室内干しをしなくてはいけないので、

浴室乾燥機が使えると場所を取らずに洗濯物を乾かせますね。

 

・除湿器を使う

 

室内干しのために除湿器によっては洗濯物の湿度を見分けて

集中的に乾かす機能が付いたものもあります。

 

・エアコンを使う

エアコンをドライにして干すと除湿器と同様に効果的に乾かすことができます。

 

エアコンの下に干すと風が入ってくるので洗濯物を乾かすにはぴったりの場所だといえます。

 

特にエアコンのドライモードと扇風機を一緒に使う方法は

浴室乾燥機や除湿器を使うよりも早く乾かせて、

コストも安く抑えることができます。

 

衣類の生乾きのニオイ対策

 

生乾きの臭いの原因は雑菌の繁殖なんです。

 

衣類は菌にとって見たら湿気が多くてとても居心地がいいのです。

 

梅雨の時期の室温は20度くらいなので、

そのままにしておくと菌が繁殖してしまいます。

 

乾燥機を使う

乾燥機があればそもそも衣類を干す必要もなくなるので生乾きの心配もなくなりますし、

服がぬれてて菌が繁殖しやすい時間をなくすことができて臭いがしなくなります。

 

個人的には生活の中で乾燥機と食器洗濯機は

一度使い出したら辞められない家電ですね。

 

面倒な時間と手間を限りなく減らしてくれるのでかなり助かっています。

 

熱湯消毒

生乾きの衣類で繁殖してしまったら雑菌は熱湯をかけると死滅します。

シンクや浴槽で洗濯物を広げて熱湯をかけるだけなので、

簡単ですし、道具を準備する必要がなくて誰でもできます。

 

熱湯をかけた後は普通に洗濯をして乾かしてあげると

生乾きのニオイも気にならなくなります。

 

ただしニオイがつきやすいナイロン、ポリウレタンのような

熱に弱い繊維は使えないので注意が必要です。

 

酸素系漂白剤

洗濯槽の掃除にも使った酸素系漂白剤はニオイがついた衣類の脱臭にも効果的です。

 

洗濯槽の掃除もするなら750ℊの酸素系漂白剤の粉末を買って

500ℊを洗濯槽の掃除に、残りを衣類のニオイ取りに使うと無駄なく使いきれます。

 

塩素系の漂白剤は生地が傷んだり、色落ちの原因になるので、

必ず酸素系漂白剤を使いましょう。

 

少し熱めのお湯(40~60℃)に酸素系漂白剤をとかして、20分ほどつけておきます。

その後は普通に洗濯をすれば大丈夫です。