こんにちは
新鮮な魚を食べるならお寿司やお刺身などやっぱり生ですよね。
最近お寿司もお刺身も食べていないので
想像しているだけでよだれが出ます(^q^)
ただ新鮮な魚って美味しいだけじゃなくて新鮮だからこその危険性があります。
それが寄生虫の存在ですね。
寄生虫の名前は「アニサキス」といいます。
コレがアニサキス↓※グロ注意
日本では年間2000件も病院に担ぎ込まれた症例があるこの「アニサキス」
一体どんなものなのでしょうか。
アニサキスの症状
アニサキスは食べてから食後4~8時間に症状を発症します。
アニサキスの幼虫が胃壁や腸壁を食い破ろうとして激しい痛みや吐き気を引き起こします。
一般的には内視鏡や胃カメラをつかって確認した後摘出してもらいますがこれが腸に入ってしまうと大変です。
腸の奥まで侵入してしまうと摘出ができずアニサキスが人の体内で生きていられる期間(4~7日)のあいだ悶絶することになります。
最悪の場合は急性腹症と診断されて開腹手術を受ける場合もあるそうです。
主に寄生している魚
アニサキスが寄生している魚は実に160種類にもなります。
その中で食べてよく症例を確認される魚は
サバ、サケ、ニシン、スルメイカ、イワシ、サンマ、ホッケ、タラ、マス、イカ
がいます。
養殖魚には、アニサキスの寄生がほとんど認められていません。
つまり釣りや魚市場で買う新鮮な魚に寄生している可能性が高くなります。
予防するには
通常の料理で用いる程度のワサビ、醤油、酢でしめるなどではアニサキスを死滅察せることはできません。
予防するには3つの方法があります。
・加熱処理
炙った程度では安全とは言えません。しっかり加熱する必要があります。
身の奥が60℃以上になるように加熱すると良いです。
・冷凍処理
厚生労働省によると-20℃以下で24時間以上冷凍すると死滅させることが出来ると言っています。※通常、家庭用冷蔵庫は-20℃もありません。
しめ鯖なども一度冷凍処理をしているものが多いそうです。
・物理的処理
ご家庭で釣ってきたり新鮮な魚を買ってきて生食したい場合はこの物理的処理が大切になります。
アニサキスは魚が生きている時は通常、内蔵や内蔵表面に潜んでいます。
新鮮な魚をさばく際は内蔵付近(腹部)を注意しながらさばく必要があります。
また常温で放置しているとアニサキスは筋肉内に潜り込む傾向があるので早めに内蔵を取り除くようにしてください。
筋肉内に潜り込んでしまうと見つけることが難しくなるので。
コメントを残す