こんにちは
最近、何気ないことでいらいらしたり、不安になったり、
心が落ち着かないなんてことは無いですか?
お腹がいっぱいにならずについつい食べ過ぎたり、
やることがあるのに楽しいことをついついしてしまったり…
寝ようと思っても寝られず、起きても疲れが取れない。
朝起きようと思っても起きられない…
これらはあなたの意志が弱いだけではなくて、
セロトニンが足りないのが原因かもしれません。
セロトニンの働き
セロトニンは脳にある神経伝達物質です。
神経伝達物質というと皆さんがよく知っているものには
「ドーパミン」があります。
ドーパミンは興奮させる働きがありますが、
セロトニンは逆の働きをしているんです。
自分の感情や精神状態をコントロールしてくれて、
自分を落ち着け、冷静にさせてくれているのがセロトニンなんです。
そして、このセロトニンが現代人は不足していると言われています。
セロトニンが不足してくると、どんな症状が現れてくるのでしょうか?
セロトニンが不足してくるとこんな症状が
1、ちょっとした事でイライラしたり、落ち込んだりする
セロトニンが少なくなると精神状態が不安定になるため、
ストレスに対して適切な対応がとれなくなり、
ちょっとした事ですぐにかっとなってしまったり、逆に落ち込んだりしてしまいます。
2、朝起きれない・夜寝付けない
セロトニンは睡眠に導いてくれるメラトニンという物質の材料になります。
セロトニンが不足するとメラトニンが作られず、
寝付きが悪くなったり、眠っても疲れが取れないといった症状が現れます。
またセロトニンの分泌は朝の覚醒を促してくれます。
セロトニンの分泌される量が不足すると、朝早く起きるぞ!と意気込んで寝ても、
朝になると全く昨日の決意が嘘だったかの様に、
「あと30分」と寝てしまうなんてことが頻繁に現れます。
3、お腹いっぱいにならない、暴飲暴食
セロトニンには精神を安定させるだけでなく、
「満腹感」を感じさせて、食欲をコントロールしてくれる働きがあります。
満腹感を感じられずに食べ過ぎて肥満の原因になったり、
イライラしたり、強いストレスを感じている時に暴飲暴食を繰り返してしまうのは、
セロトニン不足から引き起こされていることがあります。
セロトニンが不足する原因は?
セロトニン不足の原因として次の3つのことが関係しています。
1、生活リズムの乱れ
セロトニンは「太陽光」を浴びることで分泌されます。
屋内の蛍光灯では光の強度が弱く分泌されません。
生活リズムが崩れ夜型の生活になると、太陽光を浴びる機会が少なく、
次で話す運動不足にもつながり、セロトニン不足の悪循環になってしまいます。
2、運動不足
セロトニンはセロトニン神経から分泌されますが、
規則的な運動によってこのセロトニン神経は活性化します。
規則的な運動には
- ウォーキング
- 咀嚼
- 腹式呼吸
- ダンス
なんかがありますが、
私達はセロトニン神経を活性化させる機会が減っています。
大人はデスクワークが中心になって、日中に体を動かす機会は少なく、
子供もテレビゲームばかりで、運動をして遊ぶ子供は少ないです。
規則的な行動として日常生活の一部でもある「歩く」にしても、
移動の際は車やエレベーター、エスカレーターを使うことが多く、
歩くことが少なくなっています。
3、トリプトファン不足
セロトニンは「トリプトファン」と呼ばれる、
必須アミノ酸から生成される神経伝達物質です。
栄養バランスが偏って、トリプトファンが十分に摂取できないと、
セロトニンを生成することが出来ずにセロトニン不足になってしまいます。
セロトニン不足を解消するには?
セロトニン不足を解消する方法はこちらでまとめました。
セロトニン不足を改善するとこで、上にあったような、自分でも直したいと思っていても、
なかなか直らなかった悪習慣を直せるなら、やってみる価値はあると思いますよ!
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