こんにちは

 

子供の爪を噛む癖を早くやめさせてあげたい…

もうこんな歳なのに、いつまでも爪噛みが治らない。

 

爪噛みって、人前でやって好かれるものではないですよね。

 

出来ることなら辞めたい。

そう思っている人もいるのではないでしょうか。

爪噛みの癖が治し方について調べてみました。

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爪を噛む原因は?

 

つめ噛みの原因ってなんなんでしょう?

 

よく言われる原因は「自傷行為」。

 

けど一概に自傷行為で片付けるのではなく、

赤ちゃんや幼稚園小学校までの子供と思春期を終えた大人では、

爪を噛む原因が違います。

 

・赤ちゃんや幼少期の爪噛み

 

赤ちゃんや幼少期の爪噛みは

「親と触れ合う機会が少ないこと」に原因があるのかもしれません。

 

私も爪はよく噛む子でした。ちょっとその時の昔話をしましょう。

 

私は幼い時、両親は共働きで、近くにある祖父の家に預けられ、

仕事が終わって、親が迎えに来るまで毎日祖父の家で待っていました。

 

祖父とごはんを食べるので、

両親と食事をするのは朝食の時か、休日だけでした。

 

祖父は私と兄をとても可愛がってくれていて、

私達もなついていましたが、私はいつも祖父の家で昼寝をすると、

「お母さんがいない!お母さんはどこ?」

と小学生の半ばまで、ぐずっていたことがよくありました。

 

そして母が迎えに来ると

「僕は要らない子なの?」、「僕なんていなければよかったんだ。」

と問いかけていたそうです。

 

爪噛みは「自傷行為」と言っていましたが、

自分を親に見てもらえない、関心を寄せてもらえないという

欲求不満と愛情不足から自分は必要ないんだという心理が子供に働き、

爪噛みにつながっているのではないでしょうか。 

 

母から聞いた他に爪を噛む人の話や私の話もそうですし、

小さい子の爪噛みが治らないのは子供と親の触れ合う頻度が少ない、

関心を向けていないのが原因だったりします。

 

他にもあれはダメ、これはダメと子供の関心事ではなく、

自分が関心を持ってほしいものばかりに目を向けさせていると

親は自分に押し付けてばかりで自分には興味なんてないんだ。

という様に捉えてしまって自傷行為につながってしまうこともあります。

 

・大人になってからの爪噛み

 

大人になってから爪噛みが始まることはほとんどなくて、

主に幼少期の爪噛みが癖になったものなんです。

 

幼少期の爪噛みは欲求不満や愛情不足のように

強いストレスを感じた時に起こります。

 

大人になって爪を噛むのはこんな時が多いのではないでしょうか?

    • 思うように行かない時
    • 考え事をしている時
    • 爪の形が悪くて気になった時

仕事がうまく行かなかった時や怒られた後や理不尽なことがあって、

我慢をしなければいけない時、イライラしている時なんかにに爪を噛んでないですか?

 

心に強いストレスを感じて、早く現状を抜け出したい、何とかしたいという気持ちが

無意識のうちに小さいころ強いストレスを感じた時にとっていた

「爪噛み」を起こさせているのです。

 

子供の爪噛みを治すには?

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子供に無理に爪噛みを矯正させるのではなく、

一度自分が子供とどう接しているのかに目を向けてみてください。

 

自分の子供と接するときにどういった心持ちで接していますか?

 

子供の関心事には目を向けずに自分の価値観を押し付けたり、

かまってあげる機会が少なかったりしていませんか?

 

子供が自分のところにきた時に「忙しいの」と

突っぱねてはいませんか?

 

そんなに強く言ったつもりでなくても、一言で片付けてしまうと

自分の存在を否定されたと捉えて子供はとてもショックに思っています。

 

自由にさせると不安な気持ちも分かりますが、

一度子供が考えるがままに自由にさせてあげてみてください。

 

子供が自分のところに来た時は、

十分に関心と愛情を持って接してあげてください。 

 

爪噛みの癖を治すには?

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爪噛みを治すためにまずは

自分が爪を噛もうとしていることに気づく癖を付けてみてください。

 

癖をつけるには自分が爪を噛んだ時の自分の感情を憶えておくのがいいです。

 

すると爪を噛むときの感情になった時に、

自分は今、爪を噛もうとしていると気づくことが出来ます。

 

そして爪を噛もうとしていることに気づけるようになったら

次は自分で噛まなくていい指を決める。

 

あまり爪を噛まない指があると思うので、

それを最初は噛まないように決めておくといいでしょう。

 

私は薬指と小指は殆どいじったり、噛まなかったので 

すぐにこの指は噛まなくなりました。

 

そして自分の決めた指を噛まなくなってきたら、

自分は爪をかまなくても大丈夫だということが分かるかと思います。

 

そしたら次の噛まない指を決めて、というように、

どんどん噛んでいい指を減らしていってください。

 

これを根気よく続けていけば、いつの間にか爪を噛みもおさまっているはずです。