こんにちは
最近、一人で社会に出たはいいものの会社にうまく馴染めてない。
自分は普通の行動をしているつもりだけど、
人とずれたことをしているらしく人の輪の中に入れない。
別に勉強や読みかけができていなかったわけではないのに…
それって実は発達障害のせいかもしれません。
軽度の発達障害は、なかなか若いうちには気づきにくく、
最近は大人になって社会に出て適応できず、
診断してもらうと発達障害だったなんていうケースが少なくありません。
今日はそんな発達障害について正しい知識を身につけてもらいたいと思います。
発達障害にはどんなものがあるのか
発達障害は人の成長過程で何かしらの原因によって阻害され、
認知、言語、社会性、運動など、
生活するのに必要な機能の獲得に障害があること言います。
簡単にいえば、脳の障害によって行動に偏りがでます。
その行動の偏りが大きすぎるために
周囲との関係や生活に支障が出てくるということです。
主に発達障害は3つのタイプに分類することができます。
・(高機能)広汎性発達障害
興味関心の偏りや強いこだわりをもち
人間関係の構築、コミュニケーション能力など対人関係能力に障害がでます。
・学習障害(LD)
一般的な知的発達に遅れがあるわけではなく
「聞く」、「話す」、「読む」、「書く」、「計算する」、「推論する」
というような特定の能力に対して障害があります。
・注意欠陥・多動性障害(AD/HD)
注意力が散漫で、「忘れものが多い」、「じっとしていられない」
「すぐに切れる」、「順番を待てない」など症状があります。
大人の発達障害の症状・特徴
発達障害の症状や特徴は以下のものがあります。
これらの内当てはまるものが6~7つ以上人は、
発達障害を疑ったほうがいいかもしれません。
- 家事をしている時に別のことが気になる
- 家事が効率よくできない
- ちょっとしたことでイライラする、キレやすい
- 時間管理ができない
- 約束を忘れてしまう
- 自分のことばかり話す
- 仕事のミスが多い
- 周りに相談せず勝手に判断する
- 課題を最後まで集中してできない
当てはまる項目が多い人はこちらの自己診断も
やってみてください。
もし結果が良くなくて、自分でも日頃から思うところがある場合は、
医者に一度、相談してみるのも一つの手だと思います。
発達障害の治療はできるのか
もちろん大人の方でも発達障害を治療することができます。
・心理療法
心理療法ではカウンセラーや医師と話していく中で、
精神分析や、行動分析からその人の傾向を見つけて問題を解決していきます。
・行動療法
行動療法は心理療法に関連して、
望ましい行動を学習したりトレーニングします。
・薬物療法
薬物療法は医師から処方してもらいます。
主にイライラや鬱を抑える目的で使用されるので、
根本的な解決は行動療法や心理療法で行います。
現状から普通に生活していて困らない程度に改善することはできます。
自分が発達障害のおそれがあるとしても、
決して投げやりにはならず、一度、医療機関に行ってみてください。
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